商店街から一本入った静かな店
喧騒から離れて食事を楽しみたい人に、エトランゼ ビストロは向いている。世田谷区池尻、商店街から一本入った路地に店を構え、日常の慌ただしさを忘れられる空間づくりを大切にしている。無垢の木材をふんだんに使った店内は温もりがあり、カウンター席とテーブル席を備える。池尻大橋駅から徒歩7分という立地ながら、一歩入れば落ち着いた時間が流れる。
季節で変わるビストロ料理
旬の魚介や野菜を取り入れているため、訪れるたびに新しい味に出会える。何度足を運んでも同じではない、そこがこの店の面白さだ。使用するハーブや一部のフルーツは自家農園で育てたもので、香りと鮮度にこだわっている。前菜からパスタ、肉料理まで、フランスで培った技術を活かして一品ずつ仕上げる。
魚介の旨味を凝縮したブイヤベースは、店の看板だ。アンコウや鯛、ハマグリをソテーしてから香味野菜とともに煮込み、濃厚なスープに仕立てる。ルイユを添えた味変や、カルナローリのリゾットで締める食べ方も用意されている。個人的には、途中で表情が変わっていくこの一皿の構成が印象に残った。
ワインと過ごす時間を支える設備
店内のウォークインワインセラーには、多種多様な銘柄が並ぶ。ソムリエ資格を持つ店主が、料理に合わせて一杯を提案してくれる。グラスでもボトルでも頼め、ビールやソフトドリンクも揃うため、ワインを飲まない人も過ごしやすい。ワイン会にも対応し、大切なワインの一時預かりは縦置きで丁寧に管理している。


