手間を惜しまない一皿へのこだわり
旬の魚はもちろん、前菜や一品料理に至るまで、素材の良さを見極めて余計な手を加えすぎずに旨みを引き出す。これが料理屋よしかわの料理づくりの核にあります。刺身の鮮度、おまかせ料理の流れ、日本酒との相性まで細やかに考え、火入れの加減や香りのまとまりにも目を向けながら仕上げていく。福岡市中央区舞鶴に店を構え、赤坂駅から歩いて10分ほどの場所で、丁寧な和食を味わいたい人に向き合っています。
仕入れしだいで変わる献立の妙
本日のおまかせコースは全7〜8品で6,500円(税抜)。その日ごとに厳選した旬の食材を使い、素材の持ち味を活かした料理と、店主こだわりの逸品が順に運ばれてきます。仕入れの状況によって内容が日によって異なるため、いつ訪れても新しい味覚に出会える構成です。ご飯ものは別注文となり、当日の予約にも対応しています。
冬季には季節限定のコースが加わります。旨みの凝縮したあらを鍋やお造りで楽しむアラコースは21,000円(税抜)、厳選した河豚をてっさや鍋で堪能する河豚コースは14,000円(税抜)。いずれも3日前までの予約が必要で、寒い時季にしか味わえない品を目当てに足を運ぶ人もいる。個人的には、日替わりの献立に「その日の海」をそのまま映そうとする作り手の意気込みを感じた。
落ち着いて杯を重ねられる場所
締めの信州十割そばや滋味深い料理と相性のよい銘酒を、全国の酒蔵から幅広く取りそろえています。和食の繊細な風味を際立たせる一杯として選ばれた日本酒は、普段あまり飲まない人にも親しめる飲みやすい種類まで用意。木や土の温もりを活かした和モダンの店内は静かで、自分のペースでゆっくり杯を重ねられます。半個室もあり、時間を気にせず長居できる居心地のよさが魅力です。


