地元野菜とオリジナルカクテルが並ぶ、逗子の非日常空間
地元野菜を使ったコルシニョン、タルトタタン、バケット ブルーチーズ&はちみつ——Lupetty Bomのフードには、つまみとしての機能を超えた選択肢が並んでいる。神奈川県逗子市逗子1丁目のなぎさWビル2階に構えるこのバー&カフェは、架空のサーカス団をコンセプトにした空間で、フードもドリンクも物語の一部として設計されている。「フードの種類が多くて食事としても使える」という声が利用者から聞かれ、飲みに来るだけでない使い方が広がっている。
ガーリックトースト(600円)やオニオングラタンスープ(1,200円)など、価格帯もバラけており、軽く一品だけ頼むのも複数注文するのも自然にできる構成だ。
キャラクターが語りかける、ドリンクメニューの世界観
「Bom’s Gin Explosion(1,300円)」「Strawberry Velvet Milk(1,300円)」など、各キャラクターの名を冠したカクテルが絵本のようなメニューブックに並ぶ。味の設計はキャラクターの個性に基づいており、「どのキャラクターにするか迷う時間が楽しい」という声が利用者から届いている。ウイスキー、クラフトビール、ワイン、ソフトドリンクも揃い、アルコールを飲まない人にも選択肢がある。
ノンアルコールの「ボビーのいちごミルク(1,100円)」は甘みと物語性を両立した一杯で、「飲めなくてもここなら楽しめる」という反応が目立つ。フレッシュキウイジントニックやカイピリーニャといった定番カクテルも押さえており、サーカス世界観に馴染めない人でも選びやすい。
昼と夜で切り替わる、カフェとバーの二重構造
15時の開店と同時に、Lupetty Bomはカフェとして動き始める。コーヒー、紅茶、アフォガード、バニラアイスが昼の時間帯を担い、18時以降はバーとしての色合いが濃くなっていく。同一の空間が異なる時間帯で異なる顔を持つ——この設計が、利用シーンの幅を広げている。個人的には、昼にカフェとして来て、そのまま夜のバータイムに切り替わるのを体験してみたいと思った。
カウンター席とソファ席が用意されており、一人でバーテンダーと向き合う夜にも、数人でゆったり過ごす夜にも対応できる。火・水が定休で、木〜月は15時〜22時に開いている。
ギャラリーとライブが重なる、複層的な夜
店内に並ぶアート作品は定期的に入れ替えられ、来るたびに違う展示が待っている。生演奏が行われる夜は音楽がその場の密度を一段上げる。インスタグラム(@lupettybom)での発信も継続されており、アート展示の写真が「インスタ映えする」と受け取られる傾向がある。アートと音楽とお酒が同じ空間に共存する体験は、通常のバーでは得にくいものだ。
予約は電話046-874-7446で受け付けており、イベント日の事前確認が安心だ。逗子駅から徒歩2分という距離は、「少しだけ足を延ばした先に別世界がある」という感覚を自然につくり出している。


